小学生から中学卒業まで不登校だった篠原さん(仮名)
不登校のきっかけから、克服されて今に至るまでのお話を伺いました。
篠原さん(仮名)
20代、男性
出身地:神奈川県川崎市
不登校期間:小学校3年生から中学3年生現在は医療品メーカーに勤務。
フリースクールに通う

今までのお話では、集団生活に不安があったとのことでしたが、
小、中学生時代に通っていたフリースクールではどうだったんでしょうか?

フリースクールは遊びに行くような感覚で通えたので、ほとんどストレスがなかったんですよ。

確かに学校には登校時間や時間割など、自分では決められないことが沢山ありますからね。
フリースクールのどこが良かったと思いますか?

最初の頃は親と一緒にフリースクールに通っていたので、何かあっても親に助けてもらえるという安心感がありました。小学校だと親がそばにいるわけじゃないので、何かあったときに頼る先がないというか。そういう不安から解放されたんだと思います。

勉強も合わせてくれていたので、置いてけぼりにされる心配もなかったです。

ストレスなく過ごせたということでしょうか

そうですね。フリースクールでは頭ごなしに怒られたりすることもないですし。

学校の先生に怒られることがものすごく怖かったんです。
本当は滅多なことがない限りは怒られないのに、勝手に怖がっていました。

そういう不安がない環境だったから、通いやすかったんですね。

あと、フリースクールはみんなお互いの境遇をなんとなくわかっているので、通いやすかったですね。友人も出来ましたし。とりあえず行けばよかったので気が楽でした。

学校では登校したら様々な課題や授業があると思うんですけど、フリースクールは通うこと自体が目標のような感覚だったので、それだけやっていればよかったんです。

フリースクールでは何か困ったことはありましたか?

小学生のときに親しかった友達と学年が離れていたので、
私が中学生に上がったら会わなくなって、行きづらくなってしまったんです。

当時、ボランティアで家庭教師をしてくれていた大学生に教えてもらって、好きな野球が出来る別のフリースクールに変えました。

フリースクールを変えて、ご自身の生活は変わりましたか?

大きくは変わっていないです。
気づくと、初期のような、何をするにも一人は不安だという気持ちは小さくなっていて。
新しいフリースクールも初めだけは親と一緒に行って、あとは一人で通えていました。


