不登校生活からの脱却

不登校生活が続くなかで、高校進学についてはどう考えていたのでしょうか?

篠原さん
お恥ずかしいのですが、当時、私には進路を決める発想すらなくて・・・。
中学3年生になり、親から高校を探そうと促されたり、説明会に行こうと誘われたりしましたが、ずっと拒否していました。
「何をするにも不安」という状態は脱していましたが、将来について考えることには臆病だったんだと思います。結局、高校は親が勧めた、というより決めてもらった学校を受験することにしました。

篠原さん
ただ、高校に進学したことは、人生の転機だったと思います。

転機というのは?

篠原さん
生まれて初めて、他のみんなと同じように毎日学校へ通うことができたからです。

ええっ!?
不登校の克服

高校から毎日通えるようになったんですよね。
今までと何が違ったんですか?

篠原さん
実はフリースクールと共通している部分があって。
私の通っていた高校は同じような境遇の生徒が集まっていたので、先生も最初から状況をわかってくれているんですよね。
だから、まずは毎日通うことから始めてくれました。

篠原さん
勉強も正直、小学生レベルからのやり直しでしたね。当時はレベルが低すぎるって思っていたんですけど、今思い返してみれば”当たり前にできる”ところから始めてくれていました。
だから、ストレスなく勉強できました。

途中でつまづかないようになっていたんですね。

篠原さん
そうですね。
だから小さい目標を一つ一つ、自分のペースでこなしました。
他人にとっては何気なく出来ることであっても、目標としてこなせば自信になっていきました。

篠原さん
自信がついたので、毎日通うことがストレスではなくなっていきました。
皆勤賞も取ることができたんですよ。

皆勤賞!
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