部活の実力主義に隠れる「いじめ」 ~「下手だから行きたくない」本当の理由~ 不登校経験者インタビュー 志摩さん #1

今回は、中学2年生から卒業まで不登校になった志摩さん(仮名)のインタビュー記事を掲載いたします。

部活と友人のいじめがキッカケで不登校になった志摩さん。その後、苦手だった「他人との接し方」に自信をつけた出来事や、キャリアに思い悩んだ話など。
振り返って、当時の心境をインタビューしました。

年齢:20代後半
出身地:東京都
職業:システムエンジニア
趣味:バイク、イラストを描く、アニメ鑑賞

部活の雰囲気が最悪 やりたくないけど断れなかったサッカー部

志摩さんの不登校のキッカケは何だったんでしょうか?

志摩さん
志摩さん

部活でのいじめと、友達からの無視
この二つが大きなキッカケでした。

部活のいじめは、どんな内容だったんでしょうか。

志摩さん
志摩さん

当時サッカー部に所属していたんですが、実力で部内での上下関係が決まっていました。

上手い人は、自分よりも下手な人に対して、横柄に接する傾向がありました。

志摩さん
志摩さん

私は下手な方だったので、練習でパスを強めに出されたり。モノを渡されるにしても強く投げられたり、とにかく当たりが強かったんですよ。
陰口が蔓延していましたし、とにかく過ごしづらい環境でしたね。
友達に誘われて一緒に入ったのもあって、中々辞められなかったんですが……

志摩さん
志摩さん

入学時、隣に座っていた人がサッカーを習っていた人だったんです。

一緒にやろうって誘われて、部活に入ることになりました。

最初はやりたくなかったはずだけど、断れなくて。

やりたくない、とは?

志摩さん
志摩さん

サッカー自体は幼稚園の時から習ってたんですが、小学校の頃から行くのは嫌だったんですよ。サッカーは身体を使ってボールを受け止めたり、ぶつかったりするじゃないですか。
あれが怖くて。

志摩さん
志摩さん

だから、躊躇しちゃうことがあったんですが、それでコーチに怒鳴られたりして。

練習が怖かったですね。サッカーは今までの流れで続けているだけでした。
部活に行くことが嫌になって、学校そのものに行きたくないなとも思うようになりました

なるほど、嫌々続けていたんですね……