【中高一貫校をドロップアウト】不登校だった俺が、通信制高校の入試を白紙で出した結果 ~中高一貫校をドロップアウトして、たどり着いた進路~ 経験者インタビュー 大下さん#4

前回に引き続き、中学2年生から卒業まで不登校になった大下さん(仮名)のインタビュー記事を掲載いたします。
ある不条理な出来事によって順風満帆な学校生活が一変、不登校に。
中高一貫校をドロップアウトした大下さんはどう立ち直り、前を向いて歩けるようになったのでしょうか?

年齢:20代後半
出身地:神奈川
職業:システムエンジニア
趣味:ジムでの筋トレ(※インタビュー中の画像は、大下さんの愛用ダンベルです)

前回のあらすじ

受験で中高一貫校に入った大下さんは、病気が原因で勉強についていけなくなり、学校内のフリースペースに通うように。隣の教室では通常の授業が行われていて、なぜ自分は授業を受けていないのかと負い目を感じていました。
ある日、大下さんはボードゲームの途中で勝負を投げ出してしまいます。大下さんの状況を引き継いだ先生がそのまま勝ってしまい、早い段階で負けたと決めつけた自分には「諦めグセ」がある、と自覚し、いつか簡単に勝負を手放さない自分になりたいと思いました。

不登校から高校へ
やりたいことがない俺が、なぜかイキッていたワケ

大下さん
大下さん

その後別の高校を受験して入学するんですけど、
いま思い返してもイキッてるな、って行動をしてて(笑)

そうなんですか(笑)
どうして当時イキってたんでしょうか?

大下さん
大下さん

理想の自分と、当時の自分にギャップがあったからだと思いますね。
中学受験に成功し、6年間は勉強も部活も全うした後に、無事高校を卒業する予定でした。
けれど、当時の自分は中高一貫校をドロップアウトしたことで、「諦めグセ」が付いている。

大下さん
大下さん

この状況を受け入れられなくて、たびたび極端な行動に出てしまうことがありました。
それが、イキり……ですかね。
今思い返して、ですけど(笑)

自分の辛さなんて、誰にもわかってもらえないって気持ちだったんですかね?

大下さん
大下さん

高校に入る時の不安とか期待とか、そういうのがごちゃごちゃになっていて。
ちぐはぐな行動をしていることも多かったし、自分の本心さえもよく分からない。
そういう気持ち全部が辛いけど、分からないから誰かに伝えることもできない。

誰にも伝えられないとなると、辛かったでしょうね。
そんな状況にあった当時の大下さんは、進学先をどうやって決めたんですか?

大下さん
大下さん

進学しなきゃとは考えていたんですが、学力の問題を感じていて。
入試を突破する自信が無かったんです。

大下さん
大下さん

そんな時に、スクールカウンセラーの方から通信制の高校を紹介してもらって。
そこにしようかなと。

行きたい学校はなかったんですか?

大下さん
大下さん

特になかったです。同級生の中には「パティシエになりたい」って、専門学校の高等過程に進学を決めていた人もいました。でも、私はやりたいことを見つけられなくて。

大下さん
大下さん

ただ高校には通わないとな、って漠然と考えていただけですね。
だから紹介してもらった学校でいいかな、と。