認知行動療法がスマホでできる?話題のアプリ『Awarefy』に課金して1ヶ月続けた感想

こんにちは、森岡です。

今回は、認知行動療法で感情のコントロールにアプローチする『Awarefy』というアプリを試したレビュー記事になります。

……試したんですが、あまり上手くいかなかったので、何があった?という話をしたいと思います。

私は「勢い」でアプリの年間プランに課金して、後戻りできない状況で始めましたが……
面倒くさがりがスマホで認知行動療法にトライしたけど厳しかった、ことを念頭に読んでください。

この記事を書いた人
<strong>森岡</strong>
森岡

神奈川県在住 30代社会人
容姿きっかけで部活でいじめられ、中学二年から卒業まで不登校を経験しました。

不登校の経験をプラスに変えて、気楽に人生を過ごしてもらいたい。
自分の経験を今困っている不登校生と保護者に届けたいと思い、不登校支援を始めました。
不登校経験者へのインタビュー、コラム記事の執筆を2年以上続けています。

Awarefyを使おうと思ったそもそもの理由

1.一人反省会しがちな自分

皆さんは自分の感情をコントロールしたいと思ったことがありますか?
私はネガティブな感情をスルーすることが苦手などころか、失敗したときのエピソードをよく思い出しては気持ちが沈んでいます。

例えば「友人と意見が合わなくて言い合いになってしまった」という出来事を想像してみてください。
私は寝る前に毎回そのことを思い出して、「あの時はこういえばよかったのに」「自分は間違ってないはず」など、脳内で一人反省会を行うクセがあります。

これが一日で終わるぐらいならいいんですが、大抵一週間以上引きずります。
脳内一人反省会が開催されやすいのは夜、寝る前です。「ああしたら……」「こうだったら……」と過去について考えても変えようがないんですが、一度考え出すとしばらく止まりません。

眠るタイミングを逃したり、嫌な気持ちをリフレッシュしてから寝ようとして結局夜更かししてしまったり……と、実生活に影響が出て辛いですし、そのたびに感情が激しく浮き沈みするのもまた辛い。

これは「過去の出来事を整理できず、自分の中でいつまでも考え込んでしまう」ことが原因だと思います。しかし過去のことを引きずりがちな自分の性格上、根本から解決するというのは難しそうです。

きっかけは職場の変化

私は今年の4月に転職をして職場環境がガラリと変わりました。
過去の経験から、新生活時には感情の浮き沈みが表に激しく出ることに気付いています。

新しい仕事に慣れなくちゃいけないし、人間関係も構築し直さなきゃならない。
きっと新しい環境に慣れるまでに沢山苦労するはずだから、このままじゃ一人反省会の頻度が増えるだろうなという予測がありました。

しかし、だからと言って忙しい時間の合間に「感情のコントロール方法」を考えるのは中々骨が折れます。

2.感情のコントロールと「Awarefy」

「一人反省会」を止められないなら、せめて感情の浮き沈みをコントロールして
もっと簡単にサクッと後腐れなく、反省できるようにならないかな」と考えました。

つまり「新しく始めるアプリ」に期待したのは
自分のメンタル状況のコントロール方法を、代わりに考えてもらうこと」です。

学生時代には心の健康状態で調子を崩して、大学を休学するに至った経験があります。
そんな自分の気質を知っているので、「虫のいい話だけど」心の健康状態を管理しようとアプリに頼ったことがあります。

ただしこのアプリ「mooda」で付けられるのは「その日の気分」で、後は自由に日記をつけられるだけです。
あまり自分の感情へのアプローチまでは案内してくれません。

そんなとき、「Awarefy」というアプリを見つけたので、試してみることにしたのです。

Awarefyってどんなアプリ?

Awarefy』は、認知行動療法をベースに考案された、
メンタルケアをしたい人の行動を提案・記録するためのアプリです。

認知行動療法とは

練習を繰り返すことによって
思考パターンと行動パターンを変えていく方法

認知行動療法(Cognitive Behavior Therapy; CBT)とは、日常生活上で起きているさまざまな困りごとを整理し、認知や行動に働きかけることで、問題解決を目指す心理療法です。
自分の問題がどのような悪循環によって続いているのかを理解し、悪循環をつくっている思考パターンや行動パターンを変えていくことで、ストレスに負けずに軽やかに過ごしていくことを目指します。

ストレスに負けないスキルが身につく – デジタル認知行動療法アプリ「Awarefy」

詳しく知りたいかたは、Awarefy社が運営しているコラムサイトがありますので、そちらを参照してみてください。