前回に引き続き、中学2年生から卒業まで不登校になった志摩さん(仮名)のインタビュー記事を掲載いたします。
部活と友人のいじめがキッカケで不登校になった志摩さん。その後、苦手だった「他人との接し方」に自信をつけた出来事や、キャリアに思い悩んだ話など。
振り返って、当時の心境をインタビューしました。
年齢:20代後半
出身地:東京都
職業:システムエンジニア
趣味:バイク、イラストを描く、アニメ鑑賞
目次
不登校から高校に進学 期待外れの大学生活

中学を不登校で過ごした後、高校を決めたきっかけは何でしたか?

志摩さん
親が勧めてきた学校の説明会に行って、決めましたね。
通信制の高校でしたが、普通のところに行くよりも無理なく通えるかなと思って。
高校の先生が中学に来てくれて、そこで面談をしましたね。

高校生活はどうでしたか?

志摩さん
高校も正直、面倒になって行かない時期もありました。

志摩さん
その時は友人達の協力もあって、卒業まで通いきることが出来ましたね。
今でも彼らとは付き合いがありますし、いい友人を持てたなと。

進学先はどうしましたか?

志摩さん
高校生の時はまだ、自分が何をやりたいのか見つけられていませんでした。
大学に進学した方が、選択肢が広がると思って進学しましたね。

大学はどうでしたか?

志摩さん
人付き合いについてですが、最低限の付き合いで終わったな、という印象でしたね。
講義で喋るぐらいの、最低限のコミュニケーションしか取っていなかったので。
大学外の友達たちと遊んでいたので、人間関係を広げようとはあまり思いませんでした。

志摩さん
……そういえば、この時にバイトをやっていたんですけど。


