【転校失敗で不登校】不登校から高校へ進学。クラスに馴染めず、初めて”人見知り”に気が付いた 不登校経験者インタビュー 林さん #2

中学生の時に転校後、友達作りに失敗して不登校を経験した林さん。今回は高校時代を取材したインタビューを掲載します。なんとか高校を決めて入学。「自分って人見知り?」「性格が明るい人が苦手?」などの葛藤を抱えながら、クラスメイトと過ごした林さんの3年間を伺います。

今回は第2回です。

林さん(仮名)
男性:30代
出身地:神奈川県
不登校期間:中学3年間
現在はIT関係のお仕事。一児の父。

不登校から高校へ 進学先の決め手は?

これまで中学校までの不登校経験を聞いてきましたが、高校はどうでしたか?

林さん
林さん

不登校中から、高校に進学したいという気持ちはありました。
親と一緒にいくつか学校説明会を受けて、自分で行きたい学校を決めました。

どんな学校を選んだんですか?

林さん
林さん

不登校経験者を配慮してくれる高校はたくさんありますが、学校ごとに特色がありますよね。

林さん
林さん

フリースクールの延長線上のような緩い雰囲気の校風」のところがあったり、「全日通って他の高校と同じように行事がある、学校らしい学校」もありました。私は後者を選びました。

決め手は何だったんですか?

林さん
林さん

生徒たちは不登校経験者でしたが、それを感じさせない元気な雰囲気がありました。
生徒が自立していて、活気がある感じですね。

林さん
林さん

学校説明会は生徒たちが運営していましたし、ボランティア活動や校外学習も盛んで、こういう雰囲気の場所であれば、再び学校生活を楽しめそうだなと思いました。

林さん
林さん

辛いこともあると思いますが、そのぶん色々な経験が積めると思ったんです。